Racing Result

年に1度の日本での開催、INDY JAPAN 300 mile

RACE DATA

日程:4月19日〜4月21日、開催地:日本・栃木県、
サーキット:ツインリンクもてぎ スーパースピードウェイ、距離:1.5マイル(2.414km)

松浦孝亮

 IRLシリーズ唯一の海外イベントとして、2003年からインディジャパンがツインリンクもてぎで開催される。全長1.5マイルのオーバルコースでは、300km/h以上での接近戦が繰り広げられ、アメリカらしいレースイベントの体験できる唯一のレースだ。

 第1戦、第2戦と不運な結果となってしまった松浦孝亮だが、移籍したばかりのチームとのコミュニケーションや信頼関係は、オフシーズンからの短期間で非常によいモノを築くことができた。2度のシリーズタイトル獲得経験を持つパンサー・レーシングは決勝での走り、レース終盤で最高のパフォーマンスを発揮するマシン作りに焦点を当てている。松浦孝亮はマシンの良さを体感しており、もてぎでの上位入賞への期待も高まる。

 「開幕2戦ではまだ結果を出せていませんが、どちらも内容は良かったので、 もてぎに向けて良い流れにできていると感じています。チームも、もてぎ向 けのセッティングに自信を持っていますし、同時に自分にとっての正念場であるレースを日本のファンの方々に見てもらいたいと考えています。」と、孝亮はインディジャパンへの意気込みを語った。

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4月19日、プラクティス2回目で2番手のタイム!

松浦孝亮

 プラクティス2回目のグループ1。松浦孝亮は27秒5前後のタイムで約20ラップを周回したのち、44周目に27秒3158、46周目に27秒0260をマーク。プラクティス1回目にトニー・カナーンが出したトップタイムを上回るタイムを記録した。このあとに続いたグループ2のドライバーは誰も孝亮のタイムを超えることができず、走行初日をダニカ・パトリックに次ぐ2番手で終える好調な滑り出しとなった。

 チームマネージャのロン・キャットは「チームとしても非常に満足度の高いスタートだ」と語り、決勝に向けてセッティングが快調に進んでいる様子を伝えている。
 孝亮自身も手応えを感じており、「自分としては、まだ限界では走っていない。もう少しプッシュすれば、今日のベストよりもコンマ1秒速く走れるはず。予選では2列目までに食い込める可能性があるし、決勝ではトップ3を十分に狙えると思う」と自信をのぞかせている。

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4月20日、予選では自己ベストを更新し、
9番目のグリッドから上位入賞を狙う

松浦孝亮

 1台ずつのタイムアタックで行われる予選で、7番目のアタッカーとしてコースインした松浦孝亮は、1周目に26秒9514、2周目にはさらにタイムアップをして26秒9374と、プラクティスでの自己ベストタイムをさらに更新、決勝は9番グリッドからのスタートとなった。

タイトなターン3からターン4でのセッティングを重要視し、ダウンフォースを削るセッティングで予選に臨んだが、コーナーでのグリップが低くなり、狙ったいたとおりの予選順位は得られなかった。しかしプラクティスでは決勝用のセッティングを非常に高いレベルで得られており、決勝での走りに期待が出来る。

 「ベストを尽くした予選でした。ダウンフォースを削り過ぎて、ターン3側でマシンが滑っていました。自分たちが想定した以上にライバルたちのタイムアップが大きかったという感じですが、僕のマシンの仕上がりもさらに良いタイムが出せるものになっていました。」と松浦孝亮は語り、決勝ではトップ5でのフィニッシュを目指す。

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4月21日、決勝でスタート直後にリアから滑ってスピン
1周目でレースを終える

松浦孝亮

 松浦孝亮自身4度目のもてぎでのINDY参戦、今年はプラクティス、予選で得られたセッティングに大きな自信を持って、予選9番手からトップグループにつけて戦っていくものと思われた。

 しかし決勝スタート直後のターン2でリアから滑り、コントロールを失って壁に激突。そのままレースを終えるという結果になってしまった。レース前にマシンのセッティングをよりダウンフォースを若干増加させたが、マシンがオーバーステアが大きくでており、ハンドリングが大幅に悪くなった。同じ現象がチームメイトのヴィットール・メイラのマシンにも起きており、原因の解明を急ぎ、次回第4戦カンザスでのレースに臨むこととなる。

 開幕2戦に引き続き結果を残すことが出来なかった松浦孝亮は、「決勝用セッティングはとても良いものになっており、自分としてはいいレースができるものとの自信があり、気合いも入っていました。それだけに1周もできずにリタイアとなり、活躍するところを見せられなかったのはとても残念ですし、ファンの皆さんには申し訳なく思います。今回結果に腐ることなく、次のカンザスでのレースからまた思い切り戦います」と語った。

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