Racing Result

初開催の新設ショートーオーバル、第8戦アイオワ

RACE DATA

日程:6月23日〜6月24日、開催地:アイオワ州ニュートン
アイオワ・スピードウェイ、距離:0.875マイル(1.408km)

松浦孝亮

 アイオワ州の州都デ・モインの郊外に昨年完成したアイオワ・スピードウェイでの初開催となるIRLシリーズ第8戦。コースは0.875マイルと小さいながらも最大傾斜角が14度で、時速180マイル(およそ290km/h)とたかく、とてもエキサイティングなレースとなる。また今年のインディカー・シリーズの燃料として使われているエタノール、アメリカで流通する主なエタノールはコーンが原材料であり、アイオワ州はそのコーンの産地でもある。そのため今回のレースはアイオワ産コーンのプロモーション団体がスポンサーとなり、「Iowa Corn Indy 250」と名付けられた。

 アイオワ・スピードウェイでのインディーカーレースは今回が初めてということで、金曜日は合同テストの人なり、シリーズ出場チーム全てに走行のチャンスが与えられた。翌日の土曜日が公式日程の2回のプラクティスと予選がスケジュールに組み込まれた。

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初めてのコースの攻略に苦心
予選で16番手を獲得

松浦孝亮

 松浦孝亮は金曜日の合同テストから走り込みをスタート。金曜日の時点ではマシンのセッティングがまだ十分ではなかったため、土曜日の公式プラクティスが始まる前夜にデータを再確認し、新たなセッティング案とともにプラクティスに臨んだ。しかしプラクティスを走行しても狙っていた結果を得ることは出来ないまま、その日の予選を迎えた。

 土曜日はプラクティス、予選の間を通じて曇り空。一定のコンディションでのアタックとなった。プラクティス1回目に17秒7819のベストタイムをマークしたが、予選では17秒8581というプラクティスとあまり変わらないタイムで16番手となった。クルマのバランスは悪くないものの、単独走行では思うようにスピードが上がらず下位に甘んじることとなった。

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順調にポジションをアップをしながら
不運なアクシデントで、レースを終える

松浦孝亮

 決勝は1周目から荒れた展開となった。ダン・ウェルドンがトーマス・シェクターを巻き込むクラッシュを演じ、トニー・カナーンもスピンをしてジェフ・シモンズを道連れにアクシデントを起こした。タイトル獲得経験を持つドライバーでもコントロールを乱すほどのバトルの中で、松浦孝亮はグリーンフラッグ後に14位へとポジションアップ。1回目のピットストップを終えたところで12位までポジションアップした。
松浦孝亮のマシンは安定しており、十分に上位が狙える状態であった。

 しかし100周目に多重クラッシュが発生。松浦孝亮は冷静にスローダウンし、アクシデントをうまくすり抜けたかに見えたが、コントロールを失ったカストロネベスのマシンが松浦孝亮のマシンのリアにヒット。その後修理をしてレースに戻ることも検討されたが、リアサスペンションやリアウイングなどダメージが大きく、レース復帰はかなわなかった。

 松浦孝亮は「レースは順調に進んでおり、マシンの仕上がりも悪くはなかったので、我慢強いレースを続けていればトップ10は確実だろうと思いました。実際に、考えていたよりもかなり早い段階でトップ10入りができ、それ以上の成績が出せるという確信を持って走っていました。しかし、100周目のアクシデントに巻き込まれてしまったんです。トラブルを避けることができた、と思った次の瞬間にエリオ・カストロネベスがぶつかってきました。マシンはサスペンションをはじめとして多くの部分が壊れていたため、修復は不可能という判断となりました。
 来週のリッチモンドも同じショートトラックですから、きっとクルマは悪くないでしょう。今度こそ、自分たちの力を発揮してレースを戦いたいと思います」と悔しさをにじませながらも、次戦への抱負を語った。

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