Racing Result

今年2戦目のロードレース、第10戦ワトキンスグレン

RACE DATA

日程:7月6日〜7月8日、開催地:ニューヨーク州ワトキンスグレン
ワトキンスグレン・インターナショナル、距離:3.37マイル(5.422km)

松浦孝亮

 第10戦ワトキンスグレンは、ニューヨーク州のワトキンスグレン・インターナショナルで開催された。このサーキットは1980年までF1アメリカGPが開催されていた実績もあり、アップダウンに富み、いくつもの高速コーナーを持つ、山間部に位置したサーキットである。今年はシーズンオフに一部路面の補修もされ、その分グリップが高くなっている。

 天気の変化しやすい山間部にあるサーキットであるが、レースウィークは晴天に恵まれた。各チームともグリップが改善された路面コンディション、トルクの増大したHondaインディV8エンジン、セッティングも煮詰まったことにより、一気にラップタイムが向上した。

松浦孝亮は走行初日から総合8番手に付けるタイムをマーク、ワトキンスグレンに持ち込んだマシンのセッティングが良く、そこからさらにセッティングを良い方向に持って行けたことが好タイムへ繋がった。プラクティス2回目には1分30秒8648で5番手までタイムをアップ。そこからダウンフォースを減らす方向へとセッティングを進めたところ、気温の上昇も重なりセッティングに狂いが生じたが、好タイムをマークした。

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得意のロードコースで好タイムをマークも
予選ではコンディション変化で11番手に

松浦孝亮

 予選日の午前中に行われたプラクティスで松浦はアクシデントに見舞われる。バスストップシケインで松浦のマシンはリアサスペンションとリアウイングにダメージを受けるが、松浦とチームスタッフの表情が暗くなることはなかった。前日までのデータを元にマシンはスピードアップをしており、予選に向けて十分に戦える状況であった。

 午後1時半過ぎに始まった予選で、松浦孝亮は11番手の走行となった。好天に恵まれたこともあって路面温度が上昇した。上位も狙える位置に付けていた松浦孝亮であったが、予選ではアンダーステアが強く、思うようにタイムをのばすことが出来ず、1分31秒9641で11番手という結果となった。29秒台も狙える仕上がりとなっていただけに残念な結果となってしまった。

 しかし、プラクティスではユーズドタイヤで好タイムをマークしており、レースコンディションでは安定したパフォーマンスが期待できる。決勝レースではより上位を狙うことが出来るマシンに仕上がっているといえる。

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気温30度を超えるハードなレース
今シーズン自己ベスト8位でフィニッシュ

松浦孝亮

 決勝日のワトキンスグレン・インターナショナルも好天に恵まれた。決勝前におこなわれたファイナルプラクティスでは、松浦孝亮は6番手のタイムをマーク。15周走行してマシンの最終調整を行なった。予選ではタイヤの内圧設定がパーフェクトでなかったたが、決勝でもマシンの好調が維持されている事が確認された。

 午後3時半の決勝スタート時には気温が32度まで上昇。松浦はローダウンフォースのセッティングを選び、決勝スタート。14周目まではグリップレベルが低かったが、ピットインの際にフロントウイングを立て、タイヤの内圧も変更して第2スティントへと向かった。ポジションを1つ上げて10位となった。

 レース中盤に、短時間に3回のフルコースコーションが出され、短いインターバルでピットストップを行うチームもいたが、スーパーアグリ・パンサー・レーシングはトップチームと同じ作戦を採用した。後方チームが変則的なピットストップを採用したため、遅いマシンが前方を走る展開となったが、結局は正攻法で勝負に挑んだチームが順当に上位へと進出し、松浦も一時期13位まで順位を下げたが、最終的には8位まで浮上してレースを終えた。

 松浦孝亮は「ほとんどトラブルがなくスタートからゴールまで戦い抜くことができたのは今シーズン初めてかもしれません。昨日の朝のプラクティスでのクラッシュ、予選でのタイヤプレッシャーの設定ミス、そのふたつが今日のレースでの戦いぶりに影響していたのは確かです。予選でもっと上位のグリッドを手にできていれば、レースでもっと上位で戦うチャンスがあったはずです。しかし、今年2回目のトップ10フィニッシュを達成することができたので、ここから良い結果を出し続けたい。トップ5フィニッシュも実現したいと思います」と次戦への抱負を語った。

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